2012.5.15号
最下階合流用脚部継手 LJS−K100×150をご紹介します。
SHASE-S 206では、『同一排水立て管系統の最下階排水横枝管は、直接その系統の排水立て管の継手に接続せず、単独で排水ますまで配管するか又は排水横主管上で排水立て管から十分な距離を確保して合流させる。ただし、実験などで最下階排水器具からの跳ね出しなどのおそれがないことが確認できた場合は、この限りではない。』としています。
KOJIMAは、2011.4.15号で最下階合流するための3条件を推奨しています。しかし現場によっては、この3条件の内、「A最下階排水横枝管芯と一次排水横主管芯の垂直距離は、最小600mm以上を確保する」を満足できない場合があります。
この課題に対応した脚部継手が”最下階合流用脚部継手LJS−K100×150”です。
下図のようにLJ−K100×150と比較して垂直距離が A−@=103mm 少なくなります。(さらに、CPジョイントを50mmカットしてMAX153mmまで少なくできる)
最下階合流用脚部継手を当社排水実験タワーに施工して実験を行い性能を確認し、最下階排水器具への影響が無いことを確認しました。
2012年5月21日より販売を開始いたします。
図1.CP60S+LJS-K100×150 図2.CP60S+LJ-K100×150 |
最下階合流用脚部継手 LJS-K 100×150 の特徴
ご注意 |
1) | 最下階排水を合流する場合は、一次横主管径150Aの設計用 許容流量値を6.5[L/s]として管径を算定してください。 |
写真1.LJS-K100×150+LEJ |
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2) | LJS−K を施工する際は、必ず脚部継手吊り下げ施工用治具 【防振ゴム付】LEJ で支持してください。 |
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3) | CP60Sの下部直管部を現場合わせの寸法で切断する場合は 管端の面取りC2、および防錆処理を必ず行ってください。 |
2011.4.15号 KOJIMAの最下階合流の場合の要点は、こちら
2008.2.15号 施工例図集その4 脚部継手の納まり図
最下階排水横枝管を上層階排水と同一系統 の排水立て管に接続して合流させる場合は、こちら
2003.4.30号 脚部継手 吊り下げ施工治具 LEJ 防振タイプに設計変更は、こちら