2003.4.30号
近年、集合住宅の静けさに対する要求が高まってきており、排水立て管からの排水騒音や床スラブ貫通部からの固体伝搬音の低減対策が求められています。排水立て管基部に設置され、排水が鉛直方向から水平方向に方向転換する脚部継手部では、排水のみならず汚物の衝突などによる振動低減対策が課題となります。特に脚部継手を天井に吊り下げ施工する場合は、吊りハンガー(防振タイプ)を使用するなど、直接振動がスラブに伝搬しない対策が必要となります。
このたび当社製、脚部継手吊り下げ施工治具LEJを防振タイプに設計変更することにしました。LEJを使用し従来通り脚部継手を吊り下げ施工していただくだけで、吊りハンガー(防振タイプ)を使用した場合とほぼ同等の防振効果が得られます。設計変更後のLEJの仕様および当社実験タワーでの実験結果を報告します。
LEJ 防振タイプ
●製品写真
LEJ & LEJ(SU)
防振ゴム
●振動加速度レベルの比較
・実験条件
実験負荷 定流量排水:200[l/min]
(≒3.33[l/s])振動ピックアップ 2カ所 (右図参照)
※立て管及び横主管の支持には、防振対策が施してあります。
●施工例
LEJ防振タイプ (新型)
吊りハンガー 防振タイプ
●付加価値をupし、価格は据置!!
防振タイプに設計変更後も価格は据置です。
仕様図
仕様図を掲載します。
LEJ 仕様図
LEJ(SU) 仕様図
静粛性・らく施工・低コスト 新コンセプトントKSTは、こちら
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脚部継手の 吊り下げ施工用治具 LEJは、こちら
コンセプトチャート Vol.2
最新号までの新しい情報がみれる ホームページ開設2周年記念号 更新版 2001年2月15日にアップロードされたコンセプトチャートに、2001年2月28日以降の新しい情報を加えました。 コンセプトチャートは、単管式排水システムをビジュアルにまとめたものです。 符号A〜Hをクリックすると別ウインドウが開き、詳細情報をご覧いただくことができます。 技術レポートバックナンバーにもコンセプトチャートを入れましたので、そちらもご参照ください。 コンセプトチャートはこちら 検索マトリックスはこちら |