2001.4.30号
排水立て管から排水横主管に移行する部分では、排水が急激に方向転換を強いられ、跳水現象を起こして管内が閉塞され易く、下層階では正圧傾向となります。その結果、下層階の器具トラップ封水を「はねだす」というトラブルを誘発します。従ってこの部位に使用する脚部継手は、排水をスムーズに通過させ、跳水現象を抑制する形状のものが求められます。角笛型脚部継手の血を引くkojimaのLJシリーズは、コア通気継手といっしょにシステムでご採用いただくことにより、より高い排水性能をご提供します。なお、伸頂通気方式における排水横主管は、排水に随伴されてくる空気の唯一の逃げ道となり、排水システムの命です。管径や配管形態には特にご注意願います。
小島の脚部継手LJシリーズの特長
脚部継手施工例図
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清掃・点検が容易な 掃除口付きタイプ |
標準タイプ | 省スペースをはかる 首長タイプ |
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脚部継手から排水立て管と排水横主管の両方の掃除が可能です。 | スラブ下端面から横主管(125A)の管芯までの寸法をMIN90oで納めることができます。 | ||||||
脚部継手の流下状況
脚部継手の流下状況が動画でご覧いただけます。 (約0.5MB) (排水負荷 : 代用洗濯機3台同時排水) |
脚部継手のバリエーション
下表の写真をクリックするとそれぞれのバリエーションが表示されます。表示されたバリエーションをクリックすると仕様図(PDF)が開かれます。
そうじ し〜な パンフレット発行!
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コア排水システムコンセプトチャート 紹介
ホームページ開設1周年記念号 コンセプトチャートを使って、一年間の技術レポートを部位ごと体系的に整理いたしました。符号A〜Hをクリックすると別ウインドウが開き、詳細情報をご覧いただくことができます。 技術レポートバックナンバーにもコンセプトチャートを入れましたので、そちらもご参照ください。 コンセプトチャートはこちら |