ねじ込み式排水管継手(JIS B 2303)、排水用鋳鉄管(JIS G 5525)、排水鋼管用可とう継手(MDJ 002)では、継手(あるいは管本体)は0.35MPaの水圧又は、0.15MPaの空気圧を加えたとき漏れがあってはならないと規定されています。
2000.10.31号
株式会社小島製作所は平成10年10月9日、
特殊排水継手の設計・開発、製造及び付帯サービス(サービスパーツの供給、技術データの提供)を対象にISO9001の認証を取得しました。
KOJIMAは、継手の品質を確保するため水没式ジョイント漏れ検査機を独自開発し、全数検査を行っています。
全数検査
・CP,CP二段口,HP,KST,脚部継手および排水ヘッダーは水没式ジョイント漏れ検査機で全数検査を行っています。
・CP,KST,脚部継手は塗装前に検査を行っていますが、CP二段口,HPは塗装後の組立品で検査を行っています。
水没式漏れ検査
・継手を水槽内に沈めて空気圧を加えることで、漏れ箇所をはっきり確認できます。
・継手全体を目視しやすくするために水槽を上昇させます。
・継手の錆防止のため、水槽内に防錆剤を添加しています。
検査の流れ
@CP,KST,脚部継手,排水ヘッダー
<塗装前検査>
継手を検査機にセット |
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槽内のCP60Kを目視 |
槽内の排水ヘッダーを目視 |
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水槽下降 |
CP60Kの検査の流れを動画でご覧いただけます(1.2MB)。
CP60K漏れ見本の状態を動画でご覧いただけます(0.5MB)。
KST−Sの検査の流れを動画でご覧いただけます(0.6MB)。
ACP二段口,HP
<塗装後の組立て品による検査>
継手を検査機にセット |
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槽内のCP275を目視 |
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水槽下降 |
CP275Sの検査の流れを動画でご覧いただけます(0.7MB)。
技術資料2000年9月版が発行されました。CPシリーズ
KSTシリーズのテクニカルデータが詳しく記載されています。 ご要望の方はe-mailでお申し込み下さい。 |
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