技術レポートタイトル



HASS218-1999 「集合住宅の排水立て管システムの排水能力試験法」が
新規に制定され、HASS206-2000 「給排水衛生設備規準・同解説」が改訂されました。



KOJIMA 排水実験タワーの概要   

 タワーの高さ  地上27m(9層建て)
 階高  2,750m
 立て管本数  4本
 横主管長  最大10m
 定流量負荷装置  高置水槽/加圧方式
 横枝管からの最大負荷流量  定流量 0.5〜3.0(L/s)
 設置器具  大便器・代用洗濯機
 圧力計  拡散型半導体トランスデューサ
 記録計  データレコーダ・ペンレコーダ
 ・パソコン他
 風速計  熱線風速計
 水位計  超音波水位計






排水性能実験方法

    当社の製品は2000年3月に発行された、空気調和・衛生工学会規格HASS 218 集合住宅の排水立て管システムの排水能力試験法」に準拠して試験を行い、製品種類ごとに排水能力を確認しております。
  設計に際しては、2000年3月に改訂発行された空気調和・衛生工学
会規格 HASS206給排水衛生設備規準・同解説」に記載されてい
定常流量法によってください。
    



実験状況

 

排水管内の流下状況を動画でご覧いただけます。

立て管の流下状況
    排水が立て管内を旋回して流下
   していきます。


供試継手 CP60K 100×65-80(L)
排水負荷 9F  :定流量 2.5 l/s
8F  :定流量 1.0 l/s
合計 :     3.5 l/s
横主管の流下状況 
    立て管から横主管へ急激に方向転換
   する部位での流下状況。
    脚部継手には LJ-Kをご使用ください。
    曲率が小さい継手では、
跳水現象により
   下層階でトラップの吹き上げが起こること
   があ
ります。
供試継手  LJ−K 100×125
排水負荷  洗濯機 2台
逆勾配時の流下状況 
    横主管が逆勾配になると、空気の通り道が塞がれ、泡が上流側へのぼっていきます。

トラップの吹き上げ
    空気の通り道が塞がれると、下層階の正圧が高くなり、トラップが吹き上げることがあります。


     

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