技術レポートタイトル

2009.3.15号

 共用部の金属製排水立て管(ストレート排水用鋳鉄管、DVLP)の更新には、現場で切断作業を必要としない、新築時からの1本管工法が可能です。
 今回は、共用部PSを試験室に仮設し、新築時の立て管施工手順と更新時の立て管更新手順を報告します。

新築時・更新時の施工手順

新築時の手順を動画でご覧になれます。
ブロードバンド (2.6MB)
更新時の手順を動画でご覧になれます。
ブロードバンド (4MB)

ご注意
動画をご覧になる際、データのダウンロードが完全でないと、止まって見えることがありますので、ダウンロードが完了するまでお待ち下さい。
[規制治具KJ施工上のお願い]
  KJ・US工法には、必ず本規制治具KJ
  をご使用の上、支持具の各ベース底面が
  スラブ上面にしっかり密着していることを
  ご確認の上、取り外して下さい。
 
  上階のCR継手を下階のUS継手に差すと
  同時に支持具の施工を完了させた上、規制
  治具KJを取り外し他の施工箇所に繰回し
  ご利用下さい。
写真1 写真2
新築時のUS継手付立て管を
把持具(はじぐ) を用いて施工
規制治具をはずす
[現場応用]
D2=60o+10o用として利用する場合には、規制治具KJの調節用蝶ボルトの位置で高さを決めます。
この場合には、1本立て管の管長Tを-10oに裁断します。
(2009.2.28号2/2 ■立て管長計算図@参照)
やり取り代D2:
US継手の上端面とCR継手差し口の規制リブ下端面との距離

なお、
75o>D2≧60o
に施工して下さい。

施工手順図

ご注意1)
写真3
US継手の上部受口(Oリング部)には、 出荷時に予め滑剤(シリコングリースメイト) を塗布し、保護シールを貼ってあります。 保護シールは施工時に外してください。
ご注意2)
写真4
CR継手の上部受口(Oリング部)には、 出荷時に予め滑剤(シリコングリースメイト) を塗布し、保護シールを貼ってあります。 保護シールは施工時に外してください。

関連リンク

   2009.2.28 CR継手(更新君)の 立て管更新の作業性 「KJ・US 工法」、「US・両受けユニット工法」 は、こちら
   2009.2.15 KJ・US 工法の新製品 CR 継手/愛称:更新君 専有部台所流し系統の立て管更新に は、こちら

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