技術レポートタイトル

2009.2.28号
寸法訂正101222

 新築時には「KJ・US工法」、既存更新時には「US・両受けユニット工法」によって、台所系統等の流れ難くなった立て管の更新が容易に行えます。
 今回は、専用部の□300mmパイプシャフトを試験室に仮設し、立て管更新の作業性を検証しましたので報告します。

写真1
新築時には、専用部の□300mmパイプシャフトも通常の1本の直管で配管します。
把持具
  狭いPS内で排水立て管を持ち上げたり、引き下ろしたり、回したり、揺すったりする場合に
  使用する管把持具です。素手に比べ管をしっかりと掴めます。
  なお、立て管の切断作業も容易に行うことができます。
動画1
管把持具を利用すれば、容易に切断できます。
ISDN
(1.2MB)
ブロードバンド
(3MB)



ご注意
動画をご覧になる際、データのダウンロードが完全でないと、
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するまでお待ち下さい。
写真2
管把持具を使用すると、容易に切断できます。


写真3
切断した上側の立て管は、揺す
って引き抜きます。
写真4
切断した下側の立て管は、揺す
って引き抜きます。
写真5
更新時の立て管は分割して
搬入し、現場で組立てます。
<更新君の定義>
 @上部受け口がOリングパッキン仕様で呑込代50mm。
 A下部差し口に規制リブKを有する仕様でやり取り代60mm、差し代70mm。
 
KJ・US工法には、必ず本規制治具KJをご使用の上、支持具の各ベース底面がスラブ上面にしっかり密着していることをご確認の上、取り外して下さい。
[現場応用]
D2=60o+10o用として利用する場合には、規制治具KJの調節用蝶ボルトの位置で高さを決めます。 この場合には、1本立て管の管長Tを-10oに裁断します。
CR継手(更新君)のKJ・US工法とは
規制治具KJと受口ソケットUSを用いて、CR継手(更新君)の差し口に設けた規制リブKの下側に、やり取り代60mm(および差し代70mm)を確保する工法です。

CR継手(更新君)のUS・両受けユニット工法とは

 専用部の狭いPS内には、更新用のUS・両受けユニットUと第2立て管T2との二体で持ち込んで、CR継手(更新君)の差し口に設けた規制リブKの下側に、やり取り接続します。
■立て管長計算図
                       施工上のお願い
                          現場の施工誤差等に応じて、裁断長(管長T)を加減して下さい。

関連リンク

   2009.2.15 KJ・US 工法の新製品 CR 継手/愛称:更新君 専有部台所流し系統の立て管更新に は、こちら

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