技術レポートタイトル

2003.2.28号
 KOJIMAの排水用特殊継手に装着している上部立て管接続用のVGワンタッチパッキンは、排水立て管の熱伸縮が吸収できる構造となっています。伸縮吸収代としては7mmで設計してありますが、パッキン自体の弾性限界を考慮すると、最大12mmまでの伸びを吸収することが可能です。アムスラー型万能試験機により上部立て管に徐々に荷重をかけていった時のVGワンタッチパッキンの変形の様子を確認しましたので、その状況を報告します。

試験状況と結果

アムスラー型万能試験機 RAT-50-DE (JTトーシ(株)製) 
校正年月日:2002年8月19日
VGパッキンの変形の様子が動画でご覧いただけます。
ISDN,アナログ
(170KB)
ブロードバンド
(830KB)
アムスラー型万能試験機での荷重と伸縮量の関係を動画でご覧いただけます。
ISDN,アナログ
(120KB)
ブロードバンド
(570KB)
硬質塩化ビニル管(VP)の線膨張係数α:7.0×10-5/℃
管の長さL:3,000mm、温度差Δt:50℃とした場合の管の伸び量ΔLは次のとおりです。
ΔL [mm]=α×L×Δt=7.0×10-5×3,000×50=10.5 [mm]
KOJIMAの排水用特殊継手をご採用いただければ、排水立て管の途中に伸縮継手は必要ありません。

関連リンク      

ディスポーザ排水 ワンタッチパッキンで振動吸収は、こちら
パッキンのシール性能 その1 VGパッキンは、こちら
リフォーム現場での VGパッキンの取り替え手順は、こちら

コンセプトチャート Vol.2

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ホームページ開設2周年記念号 更新版
 2001年2月15日にアップロードされたコンセプトチャートに、2001年2月28日以降の新しい情報を加えました。
 コンセプトチャートは、単管式排水システムをビジュアルにまとめたものです。
 符号A〜Hをクリックすると別ウインドウが開き、詳細情報をご覧いただくことができます。
 技術レポートバックナンバーにもコンセプトチャートを入れましたので、そちらもご参照ください。

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