技術レポートタイトル

2002.11.15号
 KojimaのKOパッキン、VGパッキンは、管理された工程で装着して出荷しています。
 従って、施工現場でのパッキンの脱着は、漏水防止上、ご遠慮いただいております。
 しかし、リフォームのため現場でパッキンの取り替えを必要とする場合がありますので、「施工現場でのパッキンの取り替え手順」をここに準備しました。
 なお、今回は排水立て管用VGパッキン編です。

VGパッキンの取り替え手順と要領

@挿入されている立て管を引き抜く
ベルトレンチ等で管を掴み、管を回しながら引き抜く。
AVGパッキンを取り外す
VGパッキンの上端面に親指の爪をたてて、パッキンを内側へめくる要領で、継手受け口とパッキンの間に親指をいれる。
BVGパッキンを取り外す
掛けた指でさらにパッキンを内側にたわませてめくる。
CVGパッキンを取り外す
概ねめくったところでパッキンを2つ折りにする要領で、掴んで取り外す。
D受け口の清掃
受け口内側や溝部に付着した滑剤やほこりをウエス等できれいに拭き取る。
E新品のVGパッキンの装着 
パッキンの側面から押し込むために、両手の親指でパッキンを2つ折りにする。
F新品のVGパッキンの装着 
パッキンを片手で「わしづかみ」にし。パッキン外側の段部を受け口内側の溝部に案内する。
G新品のVGパッキンの装着 
パッキンを掴んでいた手を放し、パッキンの外側の段部と受け口の溝部がはまるように、全周にわたって指でなじませる。
H立て管の挿入
立て管の呑み込み代(管端から60o)にマーキングをする。
呑み込み代部分に霧吹き等で水を塗る。
I立て管の挿入
マーキング線まで立て管を挿入する。
上記のVGパッキンの取り替え手順が動画でご覧いただけます。
ISDN,アナログ
(255KB)
ブロードバンド
(1.2MB)

ご注意
動画をご覧になる際、データのダウンロードが完全でないと、
止まって見えることがありますので、
ダウンロードが完了するまでお待ち下さい。

施工上のご注意

@排水立て管にJIS G 5525排水用鋳鉄管をご使用の場合は、JISに規定されているシール性滑剤を必ず塗布して下さい。
AリフォームのためにVGパッキンを取り替えた場合は、立て管を挿入後、パッキンと受け口および受け口と立て管の接合部を、必ず全周にわたってシリコンコーキング剤等でコーキングして下さい。

Bお客様の責任において、施工後、漏水がないことを、必ず確認して下さい。


関連リンク      

ワンタッチパッキン 伸縮吸収部/マクラ部は、こちら
パッキンのシール性能 その1 VGパッキンは、こちら
リフォーム現場での KOパッキンの取り替え手順は、こちら

コンセプトチャート Vol.2

ホームページ開設2周年記念号
 2001年2月15日にアップロードされたコンセプトチャートに、2001年2月28日以降の新しい情報を加えました。
 コンセプトチャートは、単管式排水システムをビジュアルにまとめたものです。
 符号A〜Hをクリックすると別ウインドウが開き、詳細情報をご覧いただくことができます。
 技術レポートバックナンバーにもコンセプトチャートを入れましたので、そちらもご参照ください。

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