2001.12.28号
実験前提条件
本試験は、耐火二層管協会内の耐震技術に関する学識経験者が参加した「耐震対策委員会」により、平成8年春にまとめられた試験方法に基づいて試験いたしました。
KST−Sをスラブ上面接合した場合の耐震性能について、排水立て管にJIS G 5525 RJ鋳鉄管を使用した場合、および受口付き耐火パイプTP−Rを使用した場合について、層間変位角に対する変形追従性能を試験しました。
試験方法
図1 試験体取付用鋼製フレームと加振装置 |
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@スラブ上面接合においてはスラブに埋め戻しされて固定端となるべき、排水立て管の上部立て管受口を、図1に示す試験体取付用鋼製フレームに堅固に固定したうえで、実際の施工状態と同じようにKST−Sを配管しました。 A階高を3,000oとしRJ鋳鉄管および受口付き耐火パイプを1スパン分配管し、上階スラブに相当する部位を油圧サーボ振動試験機に直結した加振フレームに固定しました。 B層間変位角を1/100と設定し、加振フレームに振動数1Hzの正弦波の動的加振を1000回加え、配管の破損・損傷の有無およびそれらに起因する漏れの有無を、気圧試験により確認しました。 注1:層間変位角はS造で1/100、SRC造・RC造で1/200。 注2:階高3,000oで層間変位角1/100とした場合の振幅は30o。 注3:気圧試験は35[kPa]の空気圧が15分間低下しないこと。 |
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加振装置 |
気圧試験 |
耐震性能試験の状況を動画でご覧いただけます。(約0.6MB)
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