技術レポートタイトル

2006.9.15号

 SHASE−S 206-2000では、「特殊継手排水システムを含む伸頂通気方式の排水立て管には、原則としてオフセットを設けてならない。」となっています。超高層住宅において、やむを得ず排水横主管がオフセット配管(立ち下がり)となる場合の対処方法として、回路通気管を設けることを提案しています。回路通気管にバルブを取り付け、バルブの開閉によってその効果を確認しましたので、その結果の一部を報告します。

実験配管

供試継手 HQ60K 100×80-65(L)
排水立て管径 100A
排水横主管径 150A(LJ-K100×150)
横主管形態 下図による
排水負荷 定流量 8.3[l/s] , 器具排水 7.5[l/s]
試験方法 SHASE-S 218 「集合住宅の排水立て管システムの排水能力試験法」に準拠

実験結果

定流量排水時の横主管
2.9MB

ご注意
動画をご覧になる際、データのダウンロードが完全でないと、
止まって見えることがありますので、ダウンロードが完了
するまでお待ち下さい。
器具排水時の横主管
1.5MB

ご注意
動画をご覧になる際、データのダウンロードが完全でないと、
止まって見えることがありますので、ダウンロードが完了
するまでお待ち下さい。
●排水横主管オフセット部に管径75Aの回路通気管を設けることにより正圧、及び負圧を緩和することができる。
関連リンク      
排水横主管 水平曲がりの後のオフセット配管は、こちら
どう対処する? オフセット配管 オフセット配管実験結果は、こちら

技術レポートバックナンバー        Yahoo!

TOP会社概要製品紹介技術レポートダウンロードセンターお問合せご注文