技術レポートタイトル

2000.7.31号


■HASS206において特殊継手排水システムを含む伸頂通気方式では、「原則として排水立て管にオフセットを設けてはならない」と規定されています。立て管排水が急激に方向転換を強いられるため、オフセット部では通気機能の障害が起こりやすく、適切な対策が必要となります。下層階にオフセット配管を設けた(となった)場合の、当社実験タワーでの排水実験結果を以下に報告します。

45°以下のオフセット配管

   脚部継手直上の
   オフセットは禁止配管です!





45°オフセット部流下状況がご覧いただけます。
排水負荷は洗濯機3台
  動画(約2M)
実験条件

配管形態 45°オフセット
立て管 100A→125A 拡径
供試継手 CP60K 100×80-65(L)
脚部継手 LJ−K 125×150

管内圧力分布


45°を越えるオフセット配管

実験条件

配管形態 90°オフセット
立て管 100A
供試継手 CP60K 100×80-65(L)
脚部継手 LJ−K 100×125
LJ−K 100×150






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