2002.12.27号
経年とともに排水管内には油脂分などが付着し、有効内径が狭小化します。いわゆる動脈硬化です。動脈硬化が進むと設計時に期待した排水性能が確保できず、排水の流れが悪くなるばかりか、通気障害によりボコボコ音が発生したり、遂には破封して下水からの臭気が室内に流入してきます。
入居1年後、2年後の台所流し横枝管内を観察しましたので、その一例を報告します。
入居1年後の
台所流し排水横枝管50mmの管内 |
浴室系統排水横枝管50mmの管内 |
・わずか1年でも確実に管は狭小化していきます。 ・他の系統に比べ、台所流し系統は付着率が高いことが判ります。 |
入居2年後の
台所流し排水横枝管50mmの管内 |
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台所流し排水管は定期洗浄が必須
そうじ し〜な S.KST-S |
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関連リンク
油脂分が付着した排水管内部の写真は、こちら
維持管理対策等級3に応える そうじ し〜なは、こちら
ディスポーザ排水とKSTは、こちら
コンセプトチャート Vol.2
最新号までの新しい情報がみれる ホームページ開設2周年記念号 更新版 2001年2月15日にアップロードされたコンセプトチャートに、2001年2月28日以降の新しい情報を加えました。 コンセプトチャートは、単管式排水システムをビジュアルにまとめたものです。 符号A〜Hをクリックすると別ウインドウが開き、詳細情報をご覧いただくことができます。 技術レポートバックナンバーにもコンセプトチャートを入れましたので、そちらもご参照ください。 コンセプトチャートはこちら 検索マトリックスはこちら |