技術レポートタイトル

2001.2.28号
 品確法に基づく「日本住宅性能表示基準」には、維持管理対策等級として、給排水管及びガス管の維持管理(清掃、点検及び補修)を容易とするため必要な対策の程度を定めています。住戸外に設けられた共同住宅の排水立て管(共用配管)の清掃を、そうじ し〜のSプラグを開けて行う場合に、最小限必要なテクニカルスペースを確認しました。

参考:国土交通省のホームページに日本住宅性能表示基準(平成12年建設省告示第1652号)が公開されています。

与件(パイプシャフトの段差寸法:180o)

ここでは、SI住宅を想定して、共用廊下コン天とPSコン天の段差が180 [mm]の場合の部分モデルを作り、 そこに S.CP60-S を仮設して、Sプラグの着脱性および洗浄ノズルによる管内の清掃性を満足する場合のテクニカルスペースを確認しました。

手前側(PS点検扉側)から対向横枝管側の清掃性検証


ご注意
●上記寸法80oは最小寸法(参考値)を表しています。
但し、洗浄ノズルおよびホースによっては挿入し難いものもありますので、予め、テクニカルスペースの寸法は専門業者にご相談の上必要寸法を確保してください。
■本与件のテクニカルスペースは段差部端面からMIN80[mm]あれば、Sプラグの着脱および管内の清掃が可能です。(立て管の中心から段差部端面までの寸法はMIN160[mm]です。)

側面の掃除口から90°曲がり方向の横枝管の清掃性検証


ご注意
●上記寸法80oは最小寸法(参考値)を表しています。
但し、洗浄ノズルおよびホースによっては挿入し難いものもありますので、予め、テクニカルスペースの寸法は専門業者にご相談の上必要寸法を確保してください。
案内治具(CD管)を使用した洗浄ノズルの挿入状況
■本与件のテクニカルスペースはPS側壁面からMIN80[mm]あれば、Sプラグの着脱および管内の清掃が可能です。(立て管の中心からPS側壁面までの寸法はMIN160[mm]です。)

そうじ し〜 S.CP60シリーズ図面集

納まり参考図 納まり参考図(1) 納まり参考図(2)
仕様図 S.CP60-S 100×80-80-S S.CP60-S 100×S-80-80
S.CP60-S 100×80-80-80-S

排水ヘッダーそうじ し〜 納まり図
4DH+SojiSyner
納まり図
3DH+SojiSyner
納まり図
2DH+SojiSyner
納まり図

排水ヘッダー仕様図

2DH−50×80(R)−M 2DH−50×80(L)−M
3DH−50×80(R)−M 3DH−50×80(L)−M
4DH−50×80(R)−M 4DH−50×80(L)−M

関連リンク  (追140122)

     2010.1.15号 横枝管用、立て管用洗浄ホースに NewクリーンスケットKSG テクニカルスペースの検証寸法は、こちら
     2008.1.15号 新商品紹介 CD管付洗浄用ゴム栓 クリーンスケット KSG そうじし〜なや脚部継手の掃除口用として
は、こちら
     2001.2.28号 清掃・点検のためのテクニカルスペース  そうじ し〜なは、こちら

コア排水システムコンセプトチャート 紹介

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