技術レポートタイトル

2004.6.30号
 排水管は管内壁にスライムや油脂分などが付着し、経年とともに実質的な内径が細くなり、初期の排水性能を維持することができなくなります。従って定期的な管内洗浄が必須です。排水管の洗浄には高圧の水を管内に吹き付けて、付着物を剥離して流下させる「高圧洗浄方式」が一般的です。排水管の高圧洗浄を行うには、配管途中の適切な位置に掃除口が必要となります。当社の排水実験タワーを用い、高圧洗浄のための掃除口の設置方法について検証いたしましたので、その一部を報告します。

掃除口付脚部継手の提案

 掃除口付脚部継手LJ−Eシリーズは、継手側面の2箇所に掃除口が設置してあり、現場の納まりに応じて使いやすい側を使用します。掃除口ふたを外し、フレキ管などを接続すれば、洗浄水の噴きこぼれを防止できます。
脚部継手からの高圧洗浄
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排水横主管に設ける掃除口

 納まり上、脚部継手の掃除口が使えない場合や、横主管が長い場合には、横主管に掃除口を設ける必要があります。掃除口継手は掃除口が45°上向きになるよう傾斜設置することにより、洗浄作業が行いやすくなります。

45°上向きになるよう傾斜設置した
掃除口継手からの高圧洗浄
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関連リンク      
排水ヘッダーからの高圧洗浄は、こちら
清掃・点検のためのテクニカルスペース  そうじ し〜なは、こちら
維持管理対策等級3に応える そうじ し〜なは、こちら

技術資料最新版発行!

 技術資料2004年5月版が発行されました。
 とりかえ〜なDSTシリーズの排水性能、及びスラブ上面接合の振動実験DATAが新たに追記されました。
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