技術レポートタイトル

2000.8.15号


■HASS218-1999「集合住宅の排水立て管システムの排水能力試験法」では、排水横主管は排水立て管の1口径大とし、配管長さは5mで、曲がりなく、その管末端は水没しない形態で試験を行い、排水能力を求めることになっています。
 ここでは、排水横主管の配管形態および管径の違いによって、排水能力の指標である、管内圧力がどう影響を受けるか、実験により検証しました。

第1水平曲がりまでの距離の違い

             

実験条件

配管形態 横主管3曲がり
第1水平曲がり
までの距離
タイプA =0.5m
タイプB 2.5m
横主管径 125A
立て管径 100A
排水負荷流量 定流量 6.5(l/s)
供試継手 CP60K 100×80-65(L)
脚部継手 LJ−K 100×125
             



第1水平曲がりの流下状況がご覧いただけます。
動画(約1.4M)

管内圧力分布

☆HASS206-2000では、排水横主管の水平曲がりは、原則として排水立て管底部より3m以内に設けてはならないとなっています。

横主管径の違い

横主管径150Aと125A



       実験条件

配管形態 水平3曲がり
0.5m+2.0m+2.0m+3.5m
横主管径 125A & 150A
立て管径 100A
排水負荷流量 定流量 6.5(l/s)
供試継手 CP60K 100×80-65(L)
脚部継手 LJ−K 100×125

管内圧力分布



新バリエーションのご紹介  近日発売!

をクリックすると、仕様図(.pdf)にリンクします。

CP60K
100×80−50(L) 100×50−80(L) 100×80−50(I)
  
P220シリーズ(二体型) ※220は(床高さ+便器芯高さ)を表わします。 
  CP220シリーズは、便所の手洗い器の配管に対応します。
CP220S
100×80/5−0−0−0 100×80/0−5−0−0 100×80/0−0−0−5
100×80/6−0−0−0 100×80/0−6−0−0 100×80/0−0−0−6
CP220K
100×80/5−0−0−0 100×80/0−5−0−0 100×80/0−0−0−5
100×80/6−0−0−0 100×80/0−6−0−0 100×80/0−0−0−6
CP220CS  メカニカル形排水用鋳鉄管用
100×80/5−0−0−0 100×80/0−5−0−0 100×80/0−0−0−5
100×80/6−0−0−0 100×80/0−6−0−0 100×80/0−0−0−6
  
KST−K
80×50

        KOJIMAの実験タワーはこちら 

技術レポートバックナンバー

TOP会社概要製品紹介技術レポートお問合せご注文