2015.1.15号
ピートラコム製の排水金具・床上掃除口等が、黄銅製からステンレス製に替わってはや7年が経過しました。2010年当時の市場シェアでは、ステンレス製:10%,黄銅製:90%でしたが、2014年には、ステンレス製:40%、黄銅製:60%、と堅調にご支持を伸ばしています。
今回は同パンフレットの発表に伴い、ステンレス製品のメリットをコッソリお知らせします。
@キズが付きにくい (耐摩耗性) ステンレスは黄銅製に比べて硬度が高いためキズが付きにくく、変形も最小限に抑えられます。 下写真のように、黄銅製は経年で表面処理のめっきが剥がれ、黄銅素地が現れてきます。 しかしステンレス製は、めっき加工がないため、もしキズが付いても素地が現れることはありません。
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排水金具性能比較チャート |
A腐食しにくい (錆への強さ・耐食性) ステンレスは素材そのものに耐食性があるため、めっき加工する必要がありません。ですから黄銅製のようにめっきが剥がれ落ちることなく、素材の良さが持続します。 排水金具は、床上に施工されるものが多く、そのため人や台車が通ればキズが付く原因となります。 めっきはキズが付いた箇所から選択的腐食が始まります。腐食は、キズの付いた弱い部分を見つけると、そこから重点的に腐食が始まります。そのキズから、めっきと黄銅素地の間に広がり、最後にはめっきが剥がれてしまいます。 |
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B黄銅製品と同価格帯 (コストパフォーマンスの良さ)
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