技術レポートタイトル

2002.4.15号
 KST発売以来、一人施工・低コストをキーワードとして、汚水・雑排水分流式の集合住宅において多くの実績をつけさせていただくことができました。誠にありがとうございます。
 最近ではベランダに設置されるスロップシンク用の排水立て管継手として、新たなニーズにお応えしております。
 KSTはコンパクトゆえに、立て管径100mmの設計用許容流量値は3.5[l/s]です。HASS206-2000定常流量法により器具組合せごとに決定された負荷流量(QL[l/s])と設計用許容流量値(Qp[l/s])との関係(QL<Qp)から、適応階数が一目でわかる、KST専用の負荷流量早わかりをご覧いただき、性能の範囲内でご採用いただきますようお願いします。

設計用許容流量値 立て管径100o

排水負荷 適応階数[階] 設計用許容流量値
[l/s]
WC単独系統 16 3.5
雑排水系統 15
台所流し単独系統 20

負荷流量早わかり 抜粋 (立て管負荷流量)

KST 80A
Qp=2.5[l/s]
KST 100A
Qp=3.5[l/s]
単位:[l/s]









20 3.2 1.5
19 3.1
18 3.0
17 2.9 1.4
16 3.3 2.8
15 2.7
14
13 2.6
12 2.5 1.3
11 3.5 2.4
10 3.4 3.5 2.3
9 3.2 3.4
8 3.1 3.2 2.2 1.2
7 3.1 2.9 3.0 2.0
6 3.0 2.7 2.8
5 2.9 2.5 2.6
4 2.8 2.5 1.1
3
器具
組合せ



便器 浴槽+洗濯機
+洗面器
浴槽+台所 台所 スロップシンク
注1)
 管定常流量=0.2[l/s]未満については、HASS206-2000排水管選定線図では、
判読できないので、以下により負荷流量Q
L[l/s]を決定した。
管定常流量=0.1[l/s]未満 : KOJIMA独自の推定値
管定常流量=0.1[l/s]以上 0.2[l/s]未満 : 排水管選定線図の=0.2[l/s]の時の値を採用
管定常流量=0.2[l/s]以上 : 排水管選定線図による

注2)
 スロップシンクについては、HASS206-2000に記載がないので、
KOJIMAで器具定常流量=0.003[l/s]としました。
 
詳しくはエクセルファイルで・・・・ 負荷流量早わかり
COREシリーズ 全品種
KST専用ver.

KST施工例


スラブ上面施工例
台所流し系統

スラブ上面施工例
ベランダに設置されたスロップシンク

スラブ上面施工/一人施工

掃除口付の継手はディスポーザ排水系統にピッタリです。
排水立て管も排水横枝管もここから掃除ができます。
名付けて そうじし〜 シリーズ

コンセプトチャート Vol.2

ホームページ開設2周年記念号
 2001年2月15日にアップロードされたコンセプトチャートに、2001年2月28日以降の新しい情報を加えました。
 コンセプトチャートは、単管式排水システムをビジュアルにまとめたものです。
 符号A〜Hをクリックすると別ウインドウが開き、詳細情報をご覧いただくことができます。
 技術レポートバックナンバーにもコンセプトチャートを入れましたので、そちらもご参照ください。

コンセプトチャートはこちら

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