技術レポートタイトル

              2000.5.31号




逆流防止壁

        

大便器排水の逆流を防止するため、雑排水受け口には、逆流防止壁が
設けてあります。



制振リブ


排水騒音の低減をはかるため、制振リブが設けてあります。



振動抑制の3つの秘訣

  1.排水が継手内に流入した際に発生する振動を抑制するため、胴部に「制振リブ」が
    設けてあります。

  2.継手内部に設けられている「減速ガイド」・「旋回ガイド」は、羽根板でなく、継手胴部
    を外側から凹めた「断面くの字形状」にしたことによって、羽根板に比べ、格段に剛性を
    高めました。

  3.「逆流防止壁」が、「制振リブ」の効果も果たします。


加振実験による効果の確認

  供試体の中間継手をワイヤーで吊り下げ、ランダム信号発生器で発生させた信号を加振器
 に入力して加振させる。このときの加振力を力変換器で計測し、応答は加速度計で計測する。
 加振力と加速度応答を2ch.FFTアナライザーに取り込み、周波数応答関数を求め、周波数
 応答関数からパーシャルオーバーオール値(Partial Over All(=POA値))を求める。このとき
 の周波数領域は1kHz〜6kHzである。応答測定位置を順次移動させてPOA値を求め振動
 モード形を求める。
 





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